中古マンションのむずかしい言葉を、いちばんかみ砕いて説明しています。
修理のお金が足りない時などに、毎月の支払いとは別に、一回でまとめて払うお金。これまでの積立が、修理の予定に比べて足りない時に、集めることがあります。
管理費かんりひマンションを毎日きれいに、安全に保つために毎月払うお金。掃除、管理人さん、エレベーターの点検、廊下の電気代などに使われます。
共用部きょうようぶマンションの中で、住んでいる人みんなで使う場所。エントランス、廊下、エレベーター、ゴミ置き場、駐輪場などです。
建築確認けんちくかくにん建物を建てる前に「国のルールを守った建て方か」を役所などが確かめて、OKを出すこと。新耐震かどうかは、原則としてこの日付で見分けます。
固定資産税こていしさんぜい家や土地を持っている人が、毎年、市や町に払う税金。マンションを買ったら、持っている限り毎年かかります。
資産価値しさんかちその家を売るとしたら、どれくらいの値段になるか。「売りたくなった時に、ちゃんと買ってくれる人がいるか」と考えると分かりやすいです。
修繕積立金しゅうぜんつみたてきん十数年ごとの大きな修理(外壁の塗り直し、屋上の防水など)のために、部屋の持ち主みんなで毎月ためておくお金。管理費とは別に払います。
諸費用しょひよう家の値段とは別にかかるお金のまとめ。仲介手数料、登記のお金、住宅ローンの手数料、税金、火災保険などです。
新耐震基準しんたいしんきじゅん地震で建物がこわれにくいように、国が決めた「建て方のルール」。1981年6月1日に厳しくなりました。原則として、その日以降に役所のOKをもらった建物を「新耐震」と呼びます。
長期修繕計画ちょうきしゅうぜんけいかく「何年後に、どこを、いくらかけて直すか」をまとめたマンションの修理の予定表。これを見ると、今の積立金で足りそうかを考える材料になります。
ハザードマップはざーどまっぷ大雨や地震の時に、どこが水につかりやすいか、どこが危ないかを色分けした地図。市や町が作っていて、誰でも見られます。
梁はり天井の近くを横に通っている、建物を支える太い骨組み。こわせません。見た目では壁と区別がつかんこともあるので、図面で確かめます。
重要事項説明書じゅうようじこうせつめいしょ家を買う契約の前に、不動産屋が買う人に説明しないといけない大事なことをまとめた書類。略して「重説(じゅうせつ)」。
管理組合かんりくみあいマンションの部屋の持ち主みんなで作る集まり。建物の手入れや、修繕積立金の使い方を決めます。
大規模修繕だいきぼしゅうぜん外壁の塗り直しや屋上の防水など、マンション全体の大きな修理。長期修繕計画にそって、何年かおきに行います。
滞納たいのう払うお金を、決まった日までに払っていないこと。マンションでは、管理費や修繕積立金の払い遅れのことです。
総会そうかいマンションの部屋の持ち主が集まって、管理組合の大事なことを決める会議。修繕積立金の額や、長期修繕計画もここで決めます。
瑕疵保険かしほけん家を買ったあとに、建物を支える部分や、雨水が入るのを防ぐ部分に欠陥(=瑕疵)が見つかった時に、直す費用などを出してくれる保険。中古の家では、原則として新耐震のルールに合った家が対象です。
変動金利へんどうきんり住宅ローンの金利の種類の一つ。借りたあとに金利が変わっていくタイプです。最初は固定より低いことが多いかわりに、上がることもあります。
全期間固定ぜんきかんこてい住宅ローンの金利の種類の一つ。借りたときの金利が、返し終わるまで変わらないタイプです。毎月の返済額が読めるかわりに、変動より高めなのが一般的です。
手付金てつけきん売買契約を結ぶときに、買主が売主に渡すお金です。ふつうは代金の一部になります。いくらかは一律に決まっておらず、契約の条件で決まります。
登記とうき土地や建物について、誰のものか・どんな権利がついているかを、国の記録に載せることです。買ったときは名義を自分に変える手続きをします。
抵当権ていとうけん住宅ローンを借りるときに、銀行がその土地・建物につける権利です。返済ができなくなったとき、銀行がその不動産からお金を回収できるようにしておくものです。
総返済負担率そうへんさいふたんりつ年収に対して、1年間に返す額がどれくらいかを表した割合です。住宅ローンの審査で使われます。住宅ローンだけでなく、車のローンやカードの分割も含めて計算されます。
融資率ゆうしりつ物件の値段に対して、いくら借りるかの割合です。フラット35では、この割合が9割以下か9割超かで金利が変わります。
住宅ローン控除じゅうたくろーんこうじょ住宅ローンを借りて自分が住む家を買うと、年末のローン残高をもとに計算した額が所得税から引かれる仕組みです。中古住宅には、面積・所得・建築時期などの条件があります。
フラット35ふらっとさんじゅうご住宅金融支援機構と民間の金融機関が一緒に出している、全期間固定金利の住宅ローンです。審査の基準が公表されているのが特徴です。
専有部分せんゆうぶぶんマンションで、自分のものである部分です。住戸の中でも、玄関ドアや窓は専有部分に含まれないことがほとんどです。
パイプスペースぱいぷすぺーすマンションの中を、上下の階に向かって配管が通っている場所です。図面ではPSと書かれます。水回りをどこまで動かせるかは、この位置に左右されます。
耐力壁たいりょくへき建物を支えている壁です。地震の力も受け持っています。見た目では分からず、間取りを変えるときに取り除けない壁の代表です。
重量床衝撃音じゅうりょうゆかしょうげきおん上の階の足音や、重いものが落ちた音のように、床を伝わってくる重い衝撃の音です。下の部屋側だけで完全に消すのは難しい音です。
軽量床衝撃音けいりょうゆかしょうげきおんスプーンを落とした音や、椅子を引いた音のように、軽くて硬いものが床に当たったときの音です。床材で対策しやすい音です。
スラブすらぶマンションの床や天井になっているコンクリートの板です。厚いほど上下階の音には有利になりやすいですが、それだけで静かさは決まりません。